昨日、ルミネで買ったロンドンストライプシャツは腕の短い私にピッタリ。袖口の第1ボタンから第2ボタンまでがダボつかない。
百々さんのジンジャーエールはリニューアルの為、お休みに入る。
昼休み、夫に携帯、財布と雑誌、庭の花を差し入れると病室で
「明日、退院だって。鉢植えに水やりしてくれた?俺のロレックスどこ?!」と叫んだ。
隣ベッドの老人が夜通し水、水……と看護師を呼び出し、寝不足なのだと不機嫌そうに言った。娘が見舞いに来ないのをボヤいたが、私の目をかいくぐって7時の朝練に行ったきり。
「入院食は薄味で物足りない。明日の午後にでも退院したら、肉が喰いたいぐらいだ。銀行とパーマ屋…」
幸い、明日まで夏祭りで人が動かない。アパート2往復してソファーで横になると、夕べのヌードルスとキリングボーイの音像がごちゃまぜになって、浮かんでは消える。真ん中辺で良く見えた。
noodlesは時節柄、サマーコーヒーを演った。かわいいヨーコがブルージーな声で歌うと妖艶で、ゾクゾクする。こんがり焼けた生野と、ほんわかあゆみはノリノリだった。
ぜーーーんぶ私の湯葉!
killing boyは、ねちっこいリズム隊にリッキーの(声を変えて歌っているという)変声期前の凛々ボーカルが乗ると軌道を外れ、私はショックでひっくり返りそうだった。アルバム2枚からまんべんなく演った。
ひなっちのルート弾きを一生分見た。当日が誕生日だというオニィのドラムは強烈なアフロビート。シンセ弾くリッキーはひたすら美しいし、抜けのある伊東のギターにホッとした。
対人恐怖症で…人と目が合わせられなくて…離人症でもぉ大変……という嘆きに
「リッキーがんばってえっ」と男の子の掛け声(離人症の人の作る歌に励まされてる私って…………)。
普段CDではトバして聴く曲もライブになると立ち上がり、客を踊らせ(きのこだらけ)、天才的なんだ。
途中で会場を抜けても会話が聴こえてきて
「今日、誕生日の人いる?へえ、いるんだ…俺みたいなバンドマンと付き合うんだろ」とか、「それでスカートの中……今のは俺の発言じゃない。別の人格が言わせた」とか、リッキー節さく裂。