夕べはCULT HEROイベントの前に、アルタのレッグウェア専門店で、タッシェのストッパーレース付きガーターストッキングに着替えました。
グンゼのは編みが優秀で品が良く、黒をリピ買い。二重レースが太もも密着。
エコーアンドザバニーメンやジザメリがかかる歌舞伎町marbleで、3列目死守。四天王の中で最たる美貌の彼女も最後列に来ていた。神様……テメーいい加減にしろ。
ぐわっと150人だろうか。最初のシトクロムは3ピースとは思えない強靭な音を出す。文学的な歌詞とまだどこかに青さを残す硬さは、バウハウスに近い。
「いやっ、どうも〜」とフロアに入る声で誰かすぐわかる。肩が触れた私のうしろに……口元のみ黒く彩られ、白塗りせずとも色白。愛しいホ……💕コンポーザー集結。koziも出るし。
ゴシックドレスにハットやデカリボンの子も美しいし、ライダースジャケットに長い黒髪も見事。ニットにパール、マスカラだけは蛍光色のコ、化粧だけ済ませて私服で観ているバンドメン……ここロンドン??
ロンドンから初来日mechanical cabaretはエレクトロニカルシンセユニット。病んでるのを期待したら、ロイ・アンダーソンは均整のとれた肢体だ。キュアーの「レッツ・ゴーイング・トゥ・ベッド」を演る。psbみたいなキュートなラップ曲もある。ダイブしっ放しで客も踊りまくり。
あとで物販のロイさんとおしゃべり。
共同開催者Foxpill Cult。演劇集団も手掛ける西邑のよさこいよさこい、ケレン味たっぷりでイキがよい。
こってりと鍵盤で絡むモリシゲが黒いくちびるを半開きにして左右にのけぞりながら、楽しそうに弾く「キリングアンアラブ」のカヴァー。
koji solo ver:E//+zはクラフトワークの出で立ちで電子音の雨を降らせる。みんな憑かれたように踊るので、怖くて端に退いたら、横で小さな男の子がノリノリでお手手を叩いている。
アンクー💓、そんなに好きかい?
ラストは特別編成バンドによる、キスミーキスミーキスミーズ。電車の時間が迫っていて悔やまれる。ロバート堀井はロバそっくりな英語のナレーションとお色気ボーカルで客を沸かせる。ベースは10年ぶりに観る、正💞。
モリシゲは紅いくちびるで鍵盤を舞乱れるように手首を返して弾き、アンクーはスリリングな主旋律を奏でる。そしてキモは武井誠のドコドコドラム。
「ボーイズドントクライ」
「キャタピラー」
「フライデーアイムインラブ」
♪月曜は粉々になって火曜日は心臓発作、水曜はベッドで寝込んで木曜は振り返らない、だけど僕が恋をするのは金曜日なんだ……♪
「ア・レター・トゥ・エリーズ」まで聴いて泣く泣く退散。
ラブキャット聴きたかった。