真っちろ

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明日の結婚式列席に向けて白いシャネルバッグを出した。ひとつ拭い去れぬ昔の、嫌な思い出があって。空き巣が私のベッドでバッグの中身を確かめて、放り出して行った……(泣。

キャッシュ置かぬ腹いせなのか、キッチンテーブルに私の包丁が刺してあり、夫の缶ビールとサラダ煎餅が添えてあった…芸の細かいやつ……。
気をとりなおしV系のバレンタインぽい名曲。


Mr.Moonlight (三)
「そもそもオマンコってどこ?」
「今、触ってる周囲一体の呼称だよ。少し練習だ…クリの皮、剥ける?」
「皮?どれかな、バイキン入りそう」
「いいよ触らないで。目を閉じて何が浮かぶ?」
「喉仏と首と細い肩……顔は無いの」

無理に思い出そうとすると目の焦点が合わずチカチカして、頭の中がショートする。きっと私の瞳孔が開いたのと同じ状態になって、網膜に像が結べないのだろう。向き合っても、視線をせいぜい肩の上で留まらせるだけだ。

肉厚のサテンスリップの胸元に指を突っ込み、乳房をなぞるも、乳首は勃たない。小さな絶望にあくびが出た。
こんな深夜まで起きているのだろうか、私を思い出して擦ることもあるのだろうか、などと想いをめぐらしショーツの中に中指を這わせた。

ヒダのふちから人差し指も奥に潜り込ませ、度重なる子宮収縮を絡め取り、足の裏をシーツに押し付けながらこめかみに響く刺激で、声にもならぬ声を上げて果てた。


「出張ですっかりご無沙汰していました。今日でひとつ年を取っちゃったよ」

その間、ペニスによる挿入の快楽を得た私は返信せずにいると、「そろそろ会えないかな」という打診のメールが来た。
既に私の膣粘膜は、あれより劣る挿入によって穢され塗り替えられるのを怖れるようになっていたので、男のメールをブロックした。


Mr.Moonlight
(了)


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長崎チャンポン美味い。ASHベスト盤はヘタレ声が春めく。19才デビューで、よくも次から次へと綺麗なメロディが浮かぶものだ。




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by kimawasanai_2 | 2016-02-12 18:00 | オシャレ小物

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