淡いランチ

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気温32度、なるべく薄い色の服で出掛ける。オックスフォードシャツとレーススカートに象牙のネックレスと、マーガレットのエナメルイヤリング。

2ヶ月ぶりに友だちと家で落ち合って、私の運転でランチへ。5月のルートとは違う旧道の景色、彼女は風にそよぐウィードの土手に喜んでいた。
私は予防線を張る。

「きょうは、ヒィの嫁の悪口は無しよ」

「だってああいう人の奥さんて、たいてい美人でしょ?彼はあれを連れてきたがるのよね。何であれが客を差し置いて、いい席にいるの」

画像を見る限りは笑顔がそっくりで、二卵性双生児みたいな夫婦だが……。

「贔屓スジのお嬢さんが奥さんにってパターン、わりとあるじゃない?奥さんの実家でお受験も面倒みてもらえたら安心だろうし」

「へえ、言うわね。じゃあダイとタクが結婚したらどうする?」

「ふふん、出会った日に老年壮年の姿が垣間見えてたもん。私には慰めてくれる友がいるし!」

友だちは車内でdryばかり聴きたがるので、繰り返し聴いた。

華奢な彼女は半袖の水玉ワンピース。デパートでコットン素材を2着買ったら、1枚できちんとして見えて重宝するそうな。


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帰りはわが家で一緒に、dieS福袋を30分間だけ観ていた。またdryばかり繰り返すので、鼻にシワが寄るタイミングまで覚えた。

「ほらタクちゃんもこんなに綺麗だよ」
「やっぱりダイのこのギターがいい」

「亮ちゃんも天使みたいだよ」
「ううん、ダイのギターは飽きない」

「姉さまに見せたら目減りしちゃった…」
「あなたからかうと面白い」


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by kimawasanai_2 | 2016-07-04 20:05 | レース

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