五月のばら

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アンジェラ、バレリーナ、サラバンド、スプラッシュ、アイスバーグ、トラディスカント………バラを届けてくれた奥さんは、ペットボトルに生けて炎天を抱えて歩いて来たんだなあああ。

軽井沢土産のあんずジャムで何、作る。多忙な旦那からオールドローズ30鉢の世話を引き継いだとか……もし私ならば殴り蹴りますけど…。


娘さんの浴衣用に、つまみ細工のバラの中からひとつ選んでもらって、あげた。香椎由宇みたいなシンメトリーのお顔立ちで
「まあ、バラをあげてバラをもらうなんて」とキョトン……。
(美人大〜好きの男組がいたら、ひっついて離れないだろう)

キッチンでごはん食べてる最中に、背後からバラの芳香が漂う。



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じゃこご飯
バタール
ムール貝とタラとアスパラのガーリックハーブ蒸し
タコのカルパッチョ
キュウイのヨーグルト掛け


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焼きそばパン弁当、鶏手羽元唐揚、竹輪きゅうり、チェリー、りんご。

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# by kimawasanai_2 | 2017-05-24 20:05 | 美意識をやしなう

リングチェーンベルト

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リブニットとローラアシュレイのひらひらスカートをつなぐベルト。猛暑の役員ランチ。個々が託された書類の情報開示、繰越金で今年度は衣装を買おう。
放プリ−−真夏の夜の夢
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caterpillar

いつもどおりに遅れて来た彼は、俯いたまま隣で一息つく。そして彼の鼻先でヒラヒラとかざした私の左手に気づくと、首を傾げてアリスのチャシャ猫みたいに、にたーっとした。普通にしていればここの誰よりも素敵なのに、醜いものを見せられて損した気分だ。暗がりで白椿みたいな頬が浮かび上がるのは、頬骨の高いせいかと思う。

第一の女に話しかけられれば談笑して、女が背を向けた途端、うへぇ…という顔で首をすくめて華奢な上半身を捻り、第二の女を避ける為に地上に出る。ナーヴァスな若者特有の照れか、単に偏屈なのか、目の前でその光景に出くわすのは一度や二度ではなかった。


壁にもたれて雰囲気のある美人と話す彼は「またね」と会釈する私に、話しかけた。
「大学のお近くでしたよね。これでもちゃんと4年で卒業してるんです」
「ほら、やっぱり頭いいのよ」
話の腰を折らない美人は女の鑑だ。

「なぜか家族の中で、僕だけ背が高いし」
「先月、ご両親をお見受けしたよ」と私が言うと、おおっと口を開いて続けた。
「聞いて下さいよ、この人、僕に"幸せになりたいなら彼女作れ"っていうんです」

彼はぼやきながら顔を背け、いらねぇとつぶやいた。彼女イコール幸せという短絡的思考回路に同調出来ず、言葉の裏に(だから私にしておきなさいよ)という女の意図が透けて見えて、このテの話に加わることの危険を察知した。
どうせ私達の知り得ぬところで幸せな日々を営んでいる事だろうし、真に受けはしない。

「そうねぇ、もう少し皆のものでいて欲しい気がするわ」
「そう、そうですよね」
彼がしゃきっとし出すと、彼女が眉をひそめた。

「ただし年内まで、ね………お姉さんですか?」
ふいに口をついて出た言葉に、彼と美人ははたと顔を見合わせる。身支度を整え「お綺麗だから…さよなら」と頭を下げると、「綺麗…」と彼がつぶやいた。



厳寒の晩、彼はコートのポケットに手を突っ込んだままでいる。今年はマルコリーニいくつもらった?と訊いてみたいが、みっともないのでやめた。遠目にみるぶんには好きだけど、末端肥大の手指や顎が怖い。

生前の舅が諭すように言った。「苦労してるようだね。昔の百姓が子だくさんなのは、鍬やまんのうを持つ手でわかるものさ。手が小さくて、顎が女のように未形成ならば他の尖端も小さいだろうし、ペニスだって小さい。もっとも、女系家族のあんたはそれが良くって結婚したんだろうが…」


嵩を減らした包みを渡し終えると気が緩み、空の紙コップ片手に2杯目のジュースを求めてのろのろ進んだ。途中、ボードに突っかかり配布物を蹴散らしかねなかった足元に、男女の視線が集中するのがわかった。

部屋の隅で若い女性と談笑する彼は、前を横切る私と目が合い、にたーっとした。きゅううと身がすくんだ。長身でこの位置から視界を遮るものはない。
大粒の瞳がくるくると動く女性の笑い声が宙を舞う度、その耳元でピアスが揺れる。狡くもなく、さりとて愚鈍でもなく…俯かせる要素がない。私の勘は研ぎすまされて、そうだよと胸をなで下ろした。



caterpillar

(了)

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# by kimawasanai_2 | 2017-05-23 20:05 | プリント

和ゴスのイヤークリップ

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つまみ細工のちょうちょ。片耳用のイヤークリップは私用、イヤーカフを友に送る。色違いで青と茶のソロバンビーズをあしらって。

御耽美シスターズにぴったり。服が黒尽くめのときは、赤やピンクも入れたほうが良い。


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パンジーが引き抜かれ、初夏の花にチェンジ。
「明日は役員ランチなので、譜面を私にいただけると伝えますね」と(最後の念押し)言ったら、「えっ、レッスン当日にお持ちするのではダメですか」と来たもんだ(まったく通じてないね)。ダーメ、時間前に並べとかなきゃ。



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一株が分岐したミニバラ。彼は私を一瞥して、無言で立ち去った。ひとことで言うと(女嫌いではなく)10代の女性不信からの屈折したアレだ(どれ)。

そうなると大抵は、同世代の女と向き合うのが怖くなり、何でもおおらかに受け止める年増か、気後れする必要のないロリに走る両極端なことに。
4年間愛して来たものの、握手に応じることはなく……あの指が好きじゃないから(オーイ)。

ちゃんとご挨拶もせず…とあるけどいいの………もうこれからは朝昼晩、彼の事だけ考えて過ごす……そうしていないと気がくるいそう。




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ご飯
鶏と椎茸のバターソテー・ライムソース
ロケットサラダ
カツオの叩き
春菊ゴマ和え
根セロリのスープ

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# by kimawasanai_2 | 2017-05-20 20:05 | オシャレ小物

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朝イチで髪を染めに行きセットしてもらった。髪を切ったら頭が軽〜〜くなって、首がラクちん。ボーダーTとワイドパンツにピンクを添えて。
ロングパールネックレスをアンバーにチェンジ。



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手弁当で出勤してギョッ。己のトリミングがやっと済んだかと思うと、中庭が………紅芽のカナメモチ生け垣が3メートル。
知らぬ間に25本の樹木(に加えてハーブ類)がブッシュ形成、ジャングルになりつつある。とりあえず素手で毟る。



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蛇イチゴブースにて。怒ってるのかスネてるのか………ここをチェックしてるとなんとなくわかるの。わかりたくないときはお人形さんに変身する。さんざん、女の涙を見て来たの。





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ステーキパスタ塩レモンソース
ロメインレタスサラダ


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ご飯
さんまの塩焼き
カルビ焼き肉ライムソース
潮汁


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カニコロ弁当、サラダ、いちご。

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# by kimawasanai_2 | 2017-05-19 20:05 | クロップドパンツ

薔薇三種

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図書館予約のつゆつきテキストで作った。手前から時計回りに。丸バラ、ちょうちょ、剣つまみのバラ、庚申バラ。


ぶきっちょが(少しでも)見栄えよく仕上げるコツは。正方形に切り取る、ほころびを出さない、布を糊やボンドで汚さない…が基本のき。

あとは裏面を意識的に揃えるように、すべての足が台に乗っかるように心がけると、自然に表も綺麗に仕上がる……ハズ。
花弁が切れ切れにならぬように三角形の角を収めたら、どれも初めてにしては丸〜く可愛らし〜く出来た。


七五三着物地オンリー、色が似通った(夏の制服購入でケチると我ながら飽きてくる)。晴天のベランダにつるしておいて、その場で必要なだけラシャバサミで切り取る……パルマハムみたいに(笑。
こんな絹がつまみ易くて、市販レーヨン地が野暮ったく感じる。




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私には大きい。


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ご飯
辛子明太子
小ナス漬け
鶏唐揚げとオクラのおかか和え
豚角煮のモヤシ炒め



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ご飯
小ナス漬け
薄切り肉カリカリ揚げの新玉マリネ
イカ大根煮
アサリのみそ汁



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うな重弁当、ほうれん草ベーコンのソテー、ダークチェリー。



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海老出汁つけ麺
焼きサバ寿司
スナップえんどうとキノコのソテー
生ハムサラダ

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# by kimawasanai_2 | 2017-05-16 20:05 | オシャレ小物

着まわせない主婦が組み立てる、ワードローブ