夕べは鰻とみょうが浅漬けをいただいた。
看護士いわく
「ラウンジに集うのは乳腺部の患者さんだけ(笑)。部に固有の集団カンファレンスの賜物です」
術前は互いに既往歴や家族の病歴などを探り合いながら、「傾向と対策」を練るという無為な時間を過ごした。
(癌の顔つきはそれぞれ異なるのだから、治療法と期間・費用もマチマチだ)
徐々に皆の意識は
「いつ死ぬんだろ」から、「お婆ちゃんになったら乳がん以外の病気で、肺炎あたりでコロリが理想」に変容した。
医局の先生トリオ(毎回、手術室に3人で入る)はテンション高め。
腕のリハビリと併用してエレベーターを使わなくなった。
「あなた、全館に出没してるわね」といわれる。
毎時間傷口のチェックで慌ただしい中、屋外のポスト投函はオッケーなので、暑い空気を吸っています。