中学の参観日に、キースのロンドン・マップスカートで行った。
お尻の部分はランベスノースで、ドロッとしたオーツ小麦のスープを思い出す。
この曖昧な色味がくせ者で、曖昧色のスニーカーやボストンバッグ、シェルネックレスで盛る。
装着 (八)
腕まくらが嫌なのです‥とメールで打ち明けたので、ジィはもうしなくなった。
そして「次に入れるとしたらイボイボだよ」と、私を笑わせてシャワールームに消えた。
洗い立ての肌にバスローブを羽織り、カスタードクリームと餡の菓子を、半量ずつ口に運んだ。
「あーー、菓子喰ってる」
「したあとに欲しくなるの。いつもストイックな食生活だから甘やかしてるわ」
ベッドに戻ると私はAV鑑賞、メガネのジィは部屋据え付けのタブレットに興じる。
その横顔はまるで別人みたいなのに、「ああ面白かった」と、聞き慣れた歯切れの良い声がする。
ジィのものを舐めているうちに、逆さまになるように促されてちゅうちょした。
自分でも蜜があふれるのがわかるし、シーツを濡らす前に吸い出されてしまうことも。