休日、雨漏り修繕用の足場がぐるっと組まれる中で「横道世之介」を観ながらお留守番。
「蛇にピアス」の高良&吉高が、今回は清純派カップルだ。
窓の外に人足がいて、ソファーでゴロッとしながら観られぬのが残念。
最近、女子アナがオール白に合わせて着ているのを見かける、蘭の花の色。私もカーディガンを持っている(マックスアンドコー)。
ステップ (九)
私の穴があからさまに淫らな音を立てるようになったのは、ショーツフェチの変態紳士によるものだった。
それまで、あのような水音は安いポルノ小説の中だけのことだと思っていた。
穴が塞がらないうちに、もっとまともな開通係が必要だった。大いなる誤算はジィのルックスだった。
どうやらお笑い芸人にも二通りあって、ジィが似ているといわれたのは、インテリの妻を娶って羨望の眼差しを浴び、ファッションセンスで若者に人気だった。
テレビにうとい私は愚かにも、相方のほうを想像していたのだ。
私を完全に開通したのが婦人科クリニックのエボナイト棒ではなく、ジィのペニスで良かったと、つくづく思う。