今日から向こう三日間は中学生の部活で早起き、夜はじゅくの送迎。
「サイトシアーズ・殺人者のための英国観光ガイド」DVDを観ながら、フィガロのリネンワンピースを35センチ裾上げしてシャツにした。暗いチェックが秋も使える。
甘味と塩気 (十二)
うつ伏せで尻を高く突き上げたところへ、ジィが指をあてがって入り込んでくる。ペニスの連動がゆるんだ瞬間、私は腰を引いてシーツに突っ伏した。
「何ッ」
ジィが私の肩をシーツから引き剥がすようにして自分の胸に引き寄せ、覆い被さった。
腰を打ちつける音がし始めると、私の目の前で白い雪崩が起きて四たび場面が変わり、達した。
感極まる一方で、まだ冷めた哀しい目でナースを観る自分がいる気がする。
脳のどこかがショートして声も立てず泣き通しの私に、ジィは「汗かいたね」と言った。
疲れたという声を聞いた気がした。ジィは私の乳房に吸い付いている。そして私のへそに唇をうずめて、子宮の拍動を確かめているようだった。