夕べ、地曳いくこさんの著書第3弾を読んだ。第1弾のときは、あーーわたなべさんか…デブゴンの説教なんか聞きたくないや!!と思ったが(ゴメン、木暮美奈子さんと勘違いしてた。オリーブ少女の頃から山本ちえさんのファンです……)、本作スリーブの著者近影はスッキリして美しい。
まず表題の、買うならと捨てなさいの間の「、」がピリリと効いているし、表紙イラストが春めいていて購買意欲を煽られる。
私にとっては余りにも耳の痛い切実な内容なので、続きを5時起きして読んだ。
私の周囲で服のやりとりをする際は、
「まだ綺麗だから持っていく?数取りにあれば着るでしょ」
「地味だけど通院ならピッタリじゃない?」
「襟ぐりが古くさいけど、上に何か羽織っちゃえばまだイケるね」
などの会話が飛び交い、バブルを通過すると「たられば服」が当たり前の感覚なのだ。
第1作「50歳、おしゃれ元年。」が30代にも反響が大きかったらしく、今回は30代40代50代をターゲットに書かれたみたいだ。
着まわしを推奨せず、具体的に処分すべき服の見極め方法や買い足し方法が丁寧に書いてあるので、男性が読んでも参考になるだろう。
文面より、ワンシーズン3ヶ月間に持つ数を多めに見積もってみたら25着。年間推定75着以内といったところだろうか。
そして一貫して、服は足りないままでよい…とあって、ブレない。
手羽先揚げ
チーズパンケーキ
ポテトサラダ
かぼちゃコロッケ
トマトリゾット