今朝はPTAコーラスに参加し、涼しい部屋で歌ってきた。放射線療法で毎回ヅラの違うバレエダンサーもいる。病名は違えど、誰もかれも再建が億劫だとボヤいている。
パッと見、羨ましいほど綺麗なアスリートが、
「こんなになっても生きております」と挨拶する。ズタボロになってもオシャレに執念を燃やすオバハンが集まるんだろう。
この地区に引っ越してきたとき、子ども会役員が乳がんになり、中途から他の母親が役員を引き継いだ。
街の父兄は誰も騒がないので、自分の場合も慌てないで済んだ。
カゴは初期のケイトスペード。
ギョッ……ローラアシュレイの掛け布団の上に、私とは似ても似つかぬ息子が……保育器に入ってたのがつい、昨日のことに思える。3400グラムだから岩みたいにごつかった。
私「若白髪いっぱいだねーー」
息子「抜いていいよ」
娘の発する匂いとは違う。
さあ浴衣に着替えるぞ。