横板を増やして綺麗に配置していただき……でも、つま先が前向いてない!女の靴に目が無い夫である。
スージーアンドザバンシーズ「ティンダーボックス」は昔、会計事務所の主婦に教わりました。
メタルフレーム眼鏡で一見、宝塚男役タイプのその奥さんは、学生時代にこれを聴いていたとか。
パンツスタイルとスジバンを語る甘〜い声、そのギャップに萌えました。
フランスのラディゲ原作、イタリア映画「肉体の悪魔」15-RのDVDを観てぐったり。
原作で肉体の悪魔とは、年上女性の豊満ボディや色気のことではなく、主人公の男子高校生の性欲のこと。性欲を愛と信じて突き進み、相手の女性を精神的に破綻させてしまう、シリアスなメロドロマ。
思想犯で服役中の婚約者がいるジュリアと、18才のアンドレアはどちらも富裕層に属する。まるで姉弟同士のようでキュートで、健康的な裸はエロくない。屈託無くやってて、題名ほどのどぎつさはない。
丸見えの交接シーンは特に目立ったことをしているわけではなく…退屈なので途中で眠く……ところが……。
突如、アラフィフの眠りを覚ますジュリアの、達するときの小刻みな喘ぎ声の生々しさ(撮影中、実際にしているのです)。
フェラーリも下手さがたまりません。
将来を心配する周囲の大人に、部屋中テープを張り巡らされて逢瀬を断たれようと、ピアノの上でへっちゃら……これまた美しい。
むくつけきカメラクルーの前でするなんてドッキリしましたが、熟女にはどうでもいいこと。私がドキドキして見直したのは、アンドレアの父親とジュリアの義母の場面。
若い2人はツルツルでつまらない。
過去の苦い痛みを抱えた精神分析医と、嫁を苦々しく静観していたマダム。2人ともグレーの髪にシックなファッション……黒づくめじゃなくて美しい。
イタリアのマンマはジュエリー使いが上手です。秋はグレーをエロっちく着たいです!