遮光ネットの張られた父兄席で、借り物競争、騎馬戦もどき、リレーを見て帰宅。
白いシャツにアロハプリントのスカート。SCALAの折り畳みハットが重宝した。
グラウンド整備で集合時間が早まり、5時にお弁当スタート。日々この繰り返しだが連休明けは、姉さまとホテルランチだ。
久しぶりに白いハギとイチジクのすてきな水路を抜けて。中学校の受付は厳戒態勢。
庭のリコリスは雨になぎ倒されても
日陰で眩い。
横溝正史原作「真珠郎」のDVDを見終えた。古谷一行の金田一耕助テレビシリーズ中、もっとも原作の世界感と違和感がない。
70年代の大谷直子は最高にうつくしかった。遊郭を湖畔に移築したという設定のお耽美屋敷で繰り広げられる、エログロ猟奇殺人。
原作に金田一耕助はまだ出てこない。小説のほうが優れているところは、真珠郎のぞくぞくする美貌にゾーッとする残忍さの描写。ヒロインの弱さと女の業が丁寧に書かれている。
テレビシリーズのほうは幻想的で美しいけど、辻褄合わせが多い。