ポンデシャロンのセラドングリーンのワンピースは、襟抜きシャツみたいに風をはらんで涼しい。
白ハットとモカシン、COHAKUかごバッグ、珊瑚ネックレスとシャネルビーズのステーションネックレス。
始発に乗ると寝ているうちに戸塚に着いていて、反射的に同じホーム内で乗り換える。
いつも鎌倉別館派だけど、貝の造形ゾッコン女としては一見の価値あり。
地元マダムが孫連れで、可愛い可愛いとパステルカラーのネックレスが人気だ。
貝の道………民俗学、貨幣、権威の象徴、奴隷交易、婚礼出産、呪術儀式としての役割は置いといて。
モードな装飾品のパーツ編み込みに興味津々。
ロッカーにスマホ預けて来たから、ヒョウ柄ハットや民族衣装が撮れない。
ジャマンピエッシュのビーズバッグに良く似た袋物もあったが、重みで布が裂けそうだ。
種族によって黒いレース生地や羽根と組み合わせた違いがあって、気に入った。
展示室の空調がキンキンに利いていなかったら、野豚の牙と藁に人毛が匂いそうだ。
図書館で展示会の図譜や、貝ビーズの装飾本を見てなごむ。敷地内の展望レストランは満席(もっと貝の展示が見たければ、しおさい博物館にも休日限定開放の近道コースどうぞ)。
ピッツェリアのテラスから黒い帆がゴスなヨットチームを眺め、森戸大明神まで下り、森戸海岸でビーチコーミング。海は青と緑の層が綺麗で、一色より好き。
ラッシュガード姿のおばあちゃんが岩場で遊んでる。こんな浅瀬なら、私も腰まで浸かってみたい。
木曜定休の三角屋根とはタイミングが合わないが、私のお盆休みにバゲットを買えた。