アメ村の半額セールで、アンテイラーのカシミアニットと編み地ニットバッグを買う。綺麗な古着ニットが、素材別にカシミア棚に並ぶ。
ニットバッグにうるさい私は、オールアクリル糸は嫌。堅い網目に出逢えずにいた。
(回想)
いくら私とて、大宮-なんば間をバス往復の画策は、今までになかった。ハコで地元っ子に「朝着のバスで来たら、宿に泊まらないと倒れる」といわれ、毎回泊まっていた。
出発時間ギリまでパークスのイルミナーションを堪能……とは行かず。
今回初、往復ともに夜行バスという強行軍。
帰宅日、家の最寄りバス停に高校生が迎えに来なかったら、11時に皆の昼夕飯と入浴剤を路面にぶちまけてたな……沸かした風呂にホッ。
朝なんばに7:30到着。祝祭日休のチェルシーに泣き、水掛不動尊へ。
とんぼりリバークルーズの後、観覧車を見ながら串カツランチ。
夕飯は堀江のベトナム料理。ランチは夕方5時までokなので、次はゆっくり来たい。
ビンテージショップNuttyにうっとり。
建造物じゃなくて、橋桁や欄干のほうに欲情する。南堀江から西心斎橋に抜ける近道。
ハコとなると疲労困憊で(着飾った男女に蹴飛ばされながら)通路の寝たきり老人と化す。
ドレスオアヌードでシャキーーンと起き上がり、踊る。
どういう音だと形容しがたい、ムード歌謡ぽいボーカルに演奏は暗黒。タクミ君のギターが好き。
しかしラン様は3小節歌詞をとばし、リズム隊にペロリと舌を出して見せた。
来年は追い出されない程度に通うから、頑張れ。
イルミネーションの見事な御堂筋から道頓堀を横目に、南海なんば駅を目指す。
物販の姉さまたちが、私の地図にグリグリと書き込んでくれたから、安心して眺めてられる。
土地勘がないとうっかり、夜のパークス通りを通り過ぎちゃいそう。
バス会社のビルで暖をとり乗車受付という、初のパターン…乗り場まで添乗員同行の団体ツアー気分を味わう。
地味な裏道の集合場所にたどり着けず、乗車に間に合わぬ観光客だらけ。
30分前キャンセル客に、スタッフの(最終便変更への)スマホ応対ぶりに感心する。