2014.11.23(日)4日目は帰国に向けて機中泊
運河でもたつき、緑のういろうみたいな水面に浮かばないように、神様が時を早めてくれたのだろう。消えるより生きるほうが容易い。
午前5時半起床、ホテルを6時半までにチェックアウト、自宅に電話。予行演習どおり他の乗客とパディントンのバス停で27を待つ。待つこと40分、電光掲示板にバスナンバーがupされても来やしない。
フィリピーナ「地下鉄駅はクローズだったわ、ドゥユーハブァウオッチ?」
私「7:10」
フィリピーナ「ぇえ?!セブン?そんなばかな…私のスマホと一時間違うわ…あなた、何時間前から待ってるの…」
初めて云われて凍りついた。夜明けが来ないのが不思議だったから!
バス27に乗り込み、車内の電光掲示板の行き先と現在時刻を確認する。やはり、私の腕時計は一時間早い。。。ハマースミス駅のホームで7時過ぎに夜明けを迎える。
思い当たる節がある。到着日は機内アナウンスで時刻を合わせ、ホテルチェックイン後に日本から持参した目覚まし時計を合わせた。夜景バスツアーにも足並み揃えて参加した。
旅程2日目、朝のMews散策から部屋に戻り、腕時計が止まっていたので目覚まし時計を見て合わせた。。。まさかあのとき以来。
しかし、フロントにルームキーを預ける際に世界時計をチェックする癖をつけていたのだ。
あれは旅程3日目、運河を歩いてバスを乗り継ぎ、キングスクロス駅のカレー屋に午後3時までのランチタイムにぎりぎり駆け込んだとき。。
午後4時前に客が来ては、ランチを注文するのが不思議だったのを覚えている。せめてレシートで確かめるべきだった。
ヒースロー空港ターミナル3到着。ドキドキしながらセルフチェックイン。UKを余すことなく食い尽くす。ジェイミーのサラダとヨークシャーパイ。
2014.11.24(月)帰国日
朝食はフルイングリッシュ。午後には帰宅、イクラ丼作ってシアワセ。以上。
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| 2014-11-28 18:50
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2014.11.22(土)3泊目、最終宿泊日の続き
トライフル食べて回復し、ラドブロークグローヴのバス停で23に乗るつもりなんて毛頭ない私。トルコ人のじいさんに助けを求める。
私「本当は、キングズクロス・セントパンクラス駅に行きたいです」
じいや「23では無理じゃ。228からひとつ乗り換えが必要だよ。わしもそこで降りるよ。きみは18バスでユーストン駅終点まで行かないと。そこからなら歩いて行ける」
じいやと228に乗り込み、次のフィフスアベニュー/ハーロウロードで降りる。お礼を言うと「きみ、18才かね」とeighteenを繰り返し笑う。
無事にユーストンのバス停到着。立派な国鉄駅とビル群を直進、赤レンガの建物にいたく感激したのもつかの間……大英図書館の間違いである。
間もなくネオゴシック建築のセントパンクラス国際駅と、アールデコ様式のキングズクロス駅が現れた。ランチタイムはマイルドな小エビのカレー。
地下鉄セントパンクラス駅わきの緩やかな坂道を上ると、正真正銘キングズクロスのガスワークスが見える。美しい意匠は再利用されるのだ。
趣きのある、見た感じかつての砂糖やスパイスの倉庫と思える建物は、王立芸術学院。オシャレなレストラン街もあり、円安でムカつく。
ステイブルスだったこの界隈にも、運河がある。記念に地下鉄で帰りがてら、構内のカップケーキ専門店LOLA・Sで、ひと口サイズを買う。砂糖がしたたり落ちそうな甘さ。
地下鉄パディントン駅に戻れた。今朝の運河のスタート地点。ナロウボートの本屋でジャズのコンサート。さらに10分ほど離れた、いつもの国鉄駅を見納め。
ディケンズ・タヴァーンで一杯。鼻水たらしたチビだらけ。
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| 2014-11-28 18:08
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2014.11.22(土)3泊目 最終宿泊日
朝飯は、夕べのタイ料理屋で持ち帰ってきたナン。
セントメアリ病院と近代的ビル群の間を運河が貫く。クラシックなナロウボートが浮かぶ。
フットパス沿いに黙々と歩く。ベビーカー族やマラソンランナーとすれ違うのも、ぎりぎりの道幅。ほどなくしてリトルヴェニス到着。
しばらく白亜のお屋敷街が続いたが、ガラッと景色が変わるのが怖いところ。カウンシルフラットも見えて来た。
橋の上にはパトカー常駐。スケボー少年の聖地をチラ見し、グラフティだらけの塀沿いを進む。うっかりノッティングヒルスポーツクラブのランニングマシーンに気を許していると、またまたヤバそうなエリア突入。
大好きなガスワークスが見えて、下町らしくなってきた。
船主「アーユーオーケー?」
私「ノー、アイハドロスト。パディントンから来ました。これはキングズクロスのガスワークスじゃないわね。カムデンロック行きルートから逸れちゃった」
船主「ここはケンサルさ。ウェンブリースタジアムまで行っちゃうよ。大丈夫、セインズベリーストアまで戻れば、23バスでパディントンに戻れるよ」
私「助かりました」
ラドブロークグローヴの広々としたセインズベリーで休憩し、嬉々として土産にハチミツやフルーツ缶、綺麗な石けんを買う。セルフレジのスタッフは日本語ペラペラ。
ショッピングカートの連なる列の向こうに見える屋根の下は、キッズカヌー教室。暮らしが水辺とともにあるんだなあと感心する。
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| 2014-11-27 20:42
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2014.11.21(金)2日目
日の出は7時15分。部屋にバスタブは無いけどヒーターで春の陽気、広くてピカピカ。
部屋から見える景色。ZONE1の低層住宅がミューズらしく趣きがある。ミューズからホテルの部屋を見上げる。
どの家もコンテナガーデニングが盛ん。モミジや日本のツバキ、ジンチョウゲ、アジサイが人気。冬にハナタバコやハニーサックルが満開。ゼラニウムや大粒イチゴも見事。
しかし、風上から独特の匂いが………。
うまやではブロンド美女たちが働いている。ジョッキーが来て撮影会が始まった。ハイドパーク管轄のステイブルスで、BATHURST MUSEとある。珍らしいネコちゃんに遭遇。
正面突き当たりの白い円柱のエントランスが泊まっている別館。建物の鍵を自分で開ける。
映画パディントンベア公開で市街地は、パディントンだらけ。早くも帰宅の予行演習をバスで。27バスで懐かしいハマースミス駅へ向かう。
二階建てバスの最前窓より街をのぞむ。38分後にハマースミスバス停到着。アーモンドの花が満開の街を7年ぶりに散策。
ふたたび27バスでクイーンズウェイのバス停へ。ベトナム料理のバナナツリーに心揺さぶられつつも、地下鉄駅までひたすら歩き、ローヤルチャイナで飲茶ランチ。中華街より美味しい。
午後はセルフリッジズでフルメイクしてもらい、夕刻はサマセットハウス内のコートールド美術館へ。私もぜひスケートリンクで滑りたかった。日の入りは16時15分。
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| 2014-11-27 18:55
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全身麻酔から醒めたときは、自分にまさか4度目の渡英が訪れるとは思わなんだ。5日間、スマホのない暮らしは夢のようだった。
前日チェックイン、VS901に乗り納め。12時間30分のフライト。ヒースロー空港着16:00。時差はマイナス9時間。
バウチャー持参でヒースローエクスプレスに乗る…ドキドキ…西の玄関、パディントン国鉄駅到着…首から防犯ブザーぶら下げた女パディントン(笑)
アガサ・クリスティ「パディントン駅4時50分発」ロケ地。
地下鉄構内でオイスターカードを購入ついでに、トップアップしてみる。ドキドキ…乗り越し清算のシステムはなくて、残高不足は最高8000円の罰金だ。
パブでスタウトをハーフパイント頼む。こんなとき、2000円だけ入金しておいた海外専用プリペイドカードは便利。
ヴィクトリアンのタウンハウス、アレキサンドラホテルは駅から直進200メートル。私は別館で、日本の4階に相当するフロアまで階段で上がる。
くじけずに、夜景ツアーにバウチャー持参で参加。19時30分、グリーンパーク駅のホテルRITZのある通りからオープントップバスに乗る。気温8度で、まだ汗ばむくらい余裕。
最後尾で観る夜景は最高。しかしバスはビュンビュン飛ばすし、凍てつくような冷え込みに皆、手袋をはめて無口。
21時ツアー終了後、宿泊先近くの中近東カフェ・YA-HALAでファラファル&フレッシュミントティーに衝撃を受ける。
馬事公苑のハイドパークが近いので、ミューズ(うまや)があちこちに見られる。
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| 2014-11-27 11:45
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免税店で夫にトーマスピンクのシャツと、ジョーマローンのオーデコロン(ライム・バジル・マンダリン)を購入。午後に搭乗、帰路はmiss majestic。

12時間フライトは、P.J.ハーベイのアルバムを繰り返し聴いていた。
夕食はお弁当の蕎麦、唐揚げ、餃子、枝豆、カッパ巻と味噌汁。
2011.3.31(木)成田着
朝食はスクランブルエッグ、ベーコンソーセージ。

(おまけ)3才のときから家にあった、ハントリーアンドパーマーズのビスケット缶。それで大人になったらイギリスに行くと決めていたみたい。
今回の散策は、
Wikipedia「ロンドンを舞台とした映画作品」
水彩画家・牧野義男に関する著書「マイ・フェア・ロンドン(ピーター・ミルワード/恒松郁生)」
ブラックキャブ・ドライバーが主人公のアンナ・デイヴィス著「チート」
「イギリスの近代化遺産(小学館)」等を参考にした。
ハワーズエンドみたいな茅葺屋根に日参しているので、オフィス街が好き。大都会なのにしょぼいロンドン最高。以上。
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| 2014-09-15 20:21
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夜はピアノバー・ケンジントンへ(ハイストリートケンジントン)。小さなレストラン・バー。平日に行くならソーホー店より治安のよいほうを。
料理を頼まなくても良いしミュージックチャージがかからないので、日本で予約しておいた。
カクテルはピアノパッション(チップ込みで約1400円)。ロビン・フィリップの演奏で「コッペリア」。「今夜はバレエ曲がいいと思ったんだ」と譜面を見せてくれた。スケルトンピアノの電飾がきれい。ホテルまでは徒歩圏内、閑静な住宅街を歩く。20時帰宅、21時就寝。

2011.3.30(水)四日目・帰国日(機内泊)
朝食後、フロントにスーツケースを預けて最後の街散策。いつもと反対のフラムブロードウェイ方面に歩く。カードショップでシールスタンプ購入。同ツアーの新婚さんいわく、「メインストリートは英語の看板がまばらな移民街で、両端に高級住宅街が広がる」らしい。

チェックアウト後、迎えのバスで空港へ向かう。回転寿司Yo!sushi初体験。アメリカ人夫婦が竹箸をしごいていた(笑)。
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| 2014-09-15 18:51
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ランチはディケンズルームのあるパブでフィッシュアンドチップスとミント入りマッシュピー。
午後はサウスケンジントンのロイヤルアルバートホールや、エルトン・ジョンが学んだ王立音楽学院をチラ見。画像をお借りしている。

ケンジントン公園内サーペンタインギャラリーへ。コンテンポラリー・アートって??
「すべて描かれたものはブタのクソ」って、書いてある(泣)。

地下道エキシビションロードからV&A入館し、モリスルームでお茶。画像をお借りしている。
夕刻、ハイストリートケンジントンのピンクマグノリア並木が美しい。
ヒアシンスの香りにむせかえるセントメアリーアボッツ教会では、日本人被災者の為にバッハ・チャリティコンサート開催のポスター掲示が。
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| 2014-09-15 17:35
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徒歩でサマセットハウス内のコートールド美術館へ。

マネ「草上の食卓」やスーラやカンディンスキーに感涙するも、アフタヌーンティの時間がせまる。
インターコンチでハイドパークを眺めながらサービスクーポン消化で大失敗。
16時に時差ボケでリタイア。帰宅は74系統の新型バスで、アナウンスがわかりやすい。日本時間深夜零時。最寄り駅はウェストブロンプトン駅。

2011.3.29(火)三日目
気温6度。クラーケンウェル地区のスミスフィールド食肉マーケットへ。「血のメアリー事件」で有名。
青いガチョウの羽根色が見事な「クラブガスコン」でお土産チョコ購入。
小ロンドン・Cityを抜けて、セントポール寺院を背にミレニアムブリッジを渡る。テートモダンで土産購入。
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by kimawasanai_2
| 2014-09-15 16:52
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「ピーターラビット」作者、ビクトリア・ポターが遊んだであろうウェストブロンプトン墓地の、聖堂やカタコンベを抜け、アーセナルFCが見える。黒いプリムローズが咲く。
アールズコート駅からウィンドブレーカーを羽織った男子校生が、チェルシーエリアの校舎(BOY)に駆け込んでゆく。
スローンスクエア下車。ビクトリアンゴシック様式のフラットと王室御用達店に圧倒されつつ、テムズパス表示に従う。
チェルシーフラワーショー会場でおなじみの、ロイヤルホスピタル入口で退役軍人に出くわす。

RHロード突き当たりに現れた建造物。ピンクフロイド「アニマルズ」、四本の白い煙突のバターシー火力発電所。影の世界遺産だ(放置中)。画像はファンサイトでお借りした。
ピムリコのイタリアンデリで休憩後、対岸のMI6を眺めヴォクソールブリッジを渡る。

チャップリンがいた街も今やクリケットグラウンド。ガスワークスアートギャラリーは断念。
正午にビッグベンの鐘を聴き、ランベスノースの庭園博物館でランチ。
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by kimawasanai_2
| 2014-09-15 15:15
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