2014.11.22(土)3泊目、最終宿泊日の続き
トライフル食べて回復し、ラドブロークグローヴのバス停で23に乗るつもりなんて毛頭ない私。トルコ人のじいさんに助けを求める。
私「本当は、キングズクロス・セントパンクラス駅に行きたいです」
じいや「23では無理じゃ。228からひとつ乗り換えが必要だよ。わしもそこで降りるよ。きみは18バスでユーストン駅終点まで行かないと。そこからなら歩いて行ける」
じいやと228に乗り込み、次のフィフスアベニュー/ハーロウロードで降りる。お礼を言うと「きみ、18才かね」とeighteenを繰り返し笑う。
無事にユーストンのバス停到着。立派な国鉄駅とビル群を直進、赤レンガの建物にいたく感激したのもつかの間……大英図書館の間違いである。
間もなくネオゴシック建築のセントパンクラス国際駅と、アールデコ様式のキングズクロス駅が現れた。ランチタイムはマイルドな小エビのカレー。
地下鉄セントパンクラス駅わきの緩やかな坂道を上ると、正真正銘キングズクロスのガスワークスが見える。美しい意匠は再利用されるのだ。
趣きのある、見た感じかつての砂糖やスパイスの倉庫と思える建物は、王立芸術学院。オシャレなレストラン街もあり、円安でムカつく。
ステイブルスだったこの界隈にも、運河がある。記念に地下鉄で帰りがてら、構内のカップケーキ専門店LOLA・Sで、ひと口サイズを買う。砂糖がしたたり落ちそうな甘さ。
地下鉄パディントン駅に戻れた。今朝の運河のスタート地点。ナロウボートの本屋でジャズのコンサート。さらに10分ほど離れた、いつもの国鉄駅を見納め。
ディケンズ・タヴァーンで一杯。鼻水たらしたチビだらけ。