京都の夜と朝

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花弁がフリルに見えちゃうヴィクトリアン病……夜想の記憶しるす。満員御礼の会場、ダメちゃんはどの女性だろうか。椅子から立たぬようにした。会場内にギグさんの声がぱあっと響く(以下、敬称略)。

1月に火影フライヤーを手渡され、5月公演にもアリエが出るのを知った。
向かいから来るので目を伏せたら、遠路はるばる…とご挨拶いただき。夏髪と夏服でバレないと思ったのにさすがだ。頑張りますのでッと威勢が良い。


ロウズ聖誕祭にエスプリエリディキュール公演。血の通ったお人形さん然とした女優は、挨拶する私を見るなり、名を言い当てた。
予約メールから深いポジパン愛を汲み取っていただけたそうで。頑張りますので!と元気いっぱい。

ヌメヌメ紅い唇のアーリーは、ほーーんまでっか連呼。話題をバウハウスやスペシメンにとどめて、ブライアンフェリィー春日八郎説を出すんじゃなかった。





想像していた破壊暴力艶笑とは違う……観る側の精神状態で、受け取りかたが異なるだろう。

何の戦争なのか、いびられるバレリーナはロウズの化身なのか、アーリーは胸の薔薇を生けるのか、肉屋がいて厚切りベーコン喰うのか、金のカトラリー咥えて立つのか??
ナンセンス且つ、ポージングが美しい。

どの悲劇も永遠の三時に収束してゆく。

ステージと段差ない客席に降り掛かる血糊や火の粉……確かに頑張っていただかないと、惨事になりそうな舞台だ。

しゃがむ客の輪に降りて、浮かび上がるように見えるギグのダンス。白い花弁が振り撒かれ、幕を引く姿も麗しい。咆哮する9人にまた会えますように。
パンクロックのライブみたいで楽しかった。愛をまるごと喰らう愛をまるごと喰らう…ギグの美声が耳を突く。



トップのジェイコブスラダー。パワフルなシュウと私は同い年、声だけ聴いてると30代。わかりやすくて美文調、マダムファン多し。ただしこの席から中谷が見えない。

キャンディマン映像で気絶したり居眠りした。


カーマカミリオンはロウズに捧ぐ本日限定の曲からスタート。かろうじてカーマ&まあちんは見えても、中谷&マジュが見えない。

カーマ船長に舵をあずけて出航。ツインボーカルはニナハーゲンの猥雑さとスージースーの可憐さ。ゴスいギターに地を這うベース。

淑女の眼を奪うガレの葡萄ランプ、シャンデリア、廻るミラーボール、壁面のアダムアンドジアンツとキュアのLPレコード。

終演後、genoと初期衝動について話した。宿の消灯前に帰る。ひとたび外に出たら消え去る夢、出たらまあちんだった。





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一夜明け帰宅の朝、三条通から寺町までの指定文化財散歩。京都文化博物館でオットーネーベル展を見る。

俳優を生業としたネーベルは、バウハウス・ワイマール校先輩のクレー、カンディンスキーよりも美形。
抽象画家はナチに弾圧されてスイスに逃げたものの、就労許可が下りず、旅行者逗留を余儀なくされた。第三帝国の民だから。


見るものが心浮き立つような色彩は、抑圧されたからこそあえて用いた色だという。縦横斜めに何千と打たれたモザイクの点描は立体的、壁紙工房を経営していた経緯もある。

しかし、架空の国に心馳せる詩人の一面もあった。陽光のイタリアに魅せられた彼は、カラーチャートとオリジナル文字を考案する。






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有喜屋であんかけ蕎麦、京都駅に向う。昼過ぎの新幹線に乗り、家まで4時間。

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# by kimawasanai_2 | 2018-05-31 20:05 | 美意識をやしなう

京都夜行バスの旅

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帰宅日の朝、京都町家のシャワーで昨夜のキスを洗い流し、惜しくもこの手で青ネギ刻んだり、排水溝掃除する日常に戻るのだ。
あの一瞬はバロネス気分。鳥がチッと突つくみたいな手練れと向き合い、「血肉になりました」と告げる。


出発日回想。
1月以来の再訪、築140年ゲストハウスの直滑降階段対策に「荷物それだけ?」と驚かれるほど、リネントートで軽く…を心がける。

服は夜行バス泊でシワにならぬ紺の上下、観劇の大ぶりネックレスとイヤリングはコットンパール。





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エアコンの効いた夜行バスで翌朝6時過ぎ到着、会員専用ラウンジで暖をとり、メイクルームを30分間タイマーセットで借りる。

初めての市バスで清明神社、おみくじ大吉。しょうのうの御神木を抱えると、パワーみなぎるのがわかる。


バス停を迷いに迷って教わり、北野天満宮へ。ナンバー203でABCDのどれか探す…通りだの辻だの上ガル下ガルと慣れぬ碁盤の目に困惑する上に、市バスまで加わり……何なの?いったい(泣。






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天満宮お向い、とようけ茶屋で湯豆腐ランチ。





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食後に青もみじ散策。





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初めての嵐電は主婦に助けられ乗り換え、西大路三条へ。途端に心細くなり…ここは宿から来るとなると、手強いなぁ。







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市バスで五条に行き、2番目のハコ目指してひたすら歩く。ティールームでキャンディー紅茶をいただく。

マダムに「何だか人が地下でうごめいてますよ、あそこに新幹線で来るのですか?」と驚かれる。すぐには無理でも、いつかね。








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3番目に四条のハコが見つからないので、荘厳な仏光寺で休憩。
想像もつかなかったハコの外観にひるんで富小路通りへ抜け、棒になった足で地下鉄を乗り降り、京都タクシー初体験。

宿のチェックイン後に1時間寝てから、徒歩で夜想へ。

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# by kimawasanai_2 | 2018-05-28 20:05 | 美意識をやしなう

薔薇の季節にビューグル

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ピンクとシルバーの水引に、緑のロングビューグルと大粒ビーズを合わせたい。薔薇のペンダントヘッドとイヤリングを、慰労会に合わせて作った。


きっかけは、一重のサクラやツバキを嬉々として仕上げたら、友人の「じゃあバラも作れる?」というひと声。

テキストではツバキの大小を何重にもして華麗なバラにしていた。あわじ結びから玉結びを崩して編んでみたら、我流でも規則性は見つけた。しかし雑に扱うと、デリケートなビューグルが欠ける。








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しょせんは紙、湿気と圧に弱い。コロンを染み込ませタンスにいれても。







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朝練後、バラ園直行。普段の打ち合わせランチも、誰か一人は仕事や通院で欠けるから、車一台に乗り合わせる事からして奇跡だ。晴れ女がいて降らない。

珍しい400種2000株が咲き終えそうだった。ベルバラ世代ゆえに、2時間いた。パスタランチに、皆でとんでもない量を平らげた。ピザカットを引き受け、面白過ぎて5枚……肥満厳禁を言い渡されたメンバーだが、日頃の反動が出たのだろう。

「またこんな日が来るといいな……」
全員うなずいて、しんみりした。








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帰宅すると届いていたフェアリーとフランボワーズバニーユ。

これがupされる頃、夜行バスに乗る。二ヶ月前に女性専用車両予約してよかった、すぐに満席。女子寮は四ヶ月前に予約しといた。
どこに逃げたとてまたあの顔が待ち受けてるわけだ(笑。

そっちの世界捨ててこっちに戻っておいでといわれても、まっぴら。現実こそ真実。







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鶏挽肉と明太子の和風オムライス、かまぼこ、ピクルス、パイン、ヨーグルト。








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ゴハン
ぬか漬けきゅうり
お刺身
アサリと豚コマの水菜炒め
大根と油揚げのみそ汁

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# by kimawasanai_2 | 2018-05-25 20:05 | オシャレ小物
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仕上がり寸法45センチ、トップスの長さ2.5センチ。
淡オレンジ、グレー、クリームカラーの7ミリ玉……巻きも照りも悪い、淡水真珠の一連ミックス(でも送料込700円なら、惜しみなくバラして使える)と購入、しまい込んだままだった。



この度、ミックスパールに合う貝が拾えて、二重テグスでネックレスに。





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自然の造形は美しいこと。薔薇の花みたいに座金に組んだら…考える間に、指が動く。ほんのりピンク色の貝もいっぱい。

ビーチに座ったままにして、穴のあいた巻貝が拾えるという……腕だけ動かして横着したら、かくらん起こした。海は四月がいっちゃん好き。





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幸せな記憶をたどり赴く…グアムサイパンに行く感覚だけど、また行けるように。








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会議後の支部懇親会は、教師父兄ともにTシャツでぐっとくだけて。お座敷対策にチノクロスのロングスカートと靴下。司会進行で思うように食べられない役員の、ゴハンのお世話してた。



中国から嫁いだママ友と、やはり中国から来た主婦が初めて対面した。華奢な友は、毎回違うワンピースに短い着丈のマウンパが、そこはかとなくモード。

アジアンビューティーは1人より、複数になるとがぜん輝きを増す。どちらも透き通るような肌、さしずめ紅白の蓮の花。途中から、標準語(北京語)に切り替えたらしい。
温厚な2人に共通する意見は「私が途中でへこたれたら、ここと国の家族が悲しむ」というものだった。友はサラサラの髪で私の肩にしなだれかかるから、たまらない。頭の中で円周率を唱え始め、正気を保った。

高卒で国立大学の教授になった父兄の、経緯が面白かった。

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# by kimawasanai_2 | 2018-05-21 20:05 | オシャレ小物

脆い貝殻、堅固な貝殻

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春の海で拾った白い貝にラッカーをグラデ塗りして、イヤリングに。
ラメを塗った桜貝をくるみボタンに貼付けて、かんざしに。

この程度ならリューターがなくても、穴は目打ちで開く。





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ポークソテー、ガーリックライス
マグロのポキ
トマトのキムチ乗っけ




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ご飯
焼き魚
小松菜じゃこ炒め
ポテサラ
揚ワンタンチリソース
根菜汁





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あさりとキノコのリゾット
貝柱と大根のサラダ
貝の紐オムレツ





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牛丼、フルーツサラダ。

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# by kimawasanai_2 | 2018-05-18 20:05 | オシャレ小物

着まわせない主婦が組み立てる、ワードローブ


by kumadori